生命科学では世界的にもトップ校。1876年国立農業大学として開校し、現在では、国や企業と連携し「健康な食事・環境」の研究に力を入れている。
1.国:オランダ、ヴァーヘニンゲン
オランダの真ん中にあるGelderland州にあり、近くにライン川が流れ森に囲まれている自然豊かな環境の小さな町です。サイクリングやハイキングも楽しめますが、町の中心にはヴァーヘニンゲン大学があるため、住んでいる人々は、国際色豊かで年齢層も若いため活気がある町とも言えます。アムステルダムやスキポール国際空港からは、電車とバス(最寄り駅からシティセンターまで)を含めるとおよそ1時間ちょっと。大学以外では、19世紀からある風車や地元ワイナリーなどが観光名所。
2.大学の特徴
2021年タイムズ社の世界大学ランキング(全体)では62位、分野別(生命科学)では20位と世界でも高い評価を受けている大学です。Wageningen University and Researchは、ヴァーヘニンゲン大学とヴァーヘニンゲン研究基金の協同で成り立っています。いずれも、主な研究分野としては、①食品、飼料、バイオベース生産 ②天然資源と生活環境 ③社会とウェルビーイング の3つに分かれています。また、これらの研究は政府や民間企業と協力しながら進めています。最近では、ユニリーバがヴァーヘニンゲン大学の敷地内に国際食糧革新センターを開設し注目を集めました。
オンライン教育にも力を入れていて、無料で受講できるもの(MOOCs)から修士号取得ができるコースまで幅広く提供しています。
3.設立
1876年
4.英語で学べる分野
学士:
動物科学、環境科学、食品技術、国際土地・水管理研究、土壌・水・大気研究、観光学など。
Animal Sciences, Environmental Sciences, Food Technology, International Land and Water Management, Soil/Water/Atmosphere, Tourism
詳細は、こちらをご参照ください。↓
修士:農業生態学、畜産学、養殖と海洋資源管理学、バイオベース、バイオインフォマティクス、生物学、バイオシステム工学、バイオテクノロジー、気候学、コミュニケーション学、健康と生命科学、開発と農村革新、地球と環境、環境学、食品品質管理、食品の安全性、食品研究、食品技術、自然・森林保全、地理情報管理と応用、地理情報科学、国際開発学、土地・水管理、ランドスケープアーキテクチャと計画・管理・経済・消費者研究、都市分析、デザイン工学、分子生命科学、栄養疫学と公衆衛生、栄養と健康、有機農業学、植物バイオテクノロジー、植物育種、植物科学、生命科学・行動科学の統計学、観光学、社会と環境都市環境管理、水技術など。
Agroecology (European) , Animal Sciences, Aquaculture and Marine Resource Management, Biobased Sciences, Bioinformatics, Biology, Biosystems Engineering, Biotechnology, Climate Studies, Communication, Health and Life Sciences, Development and Rural Innovation, Earth and Environment, Environmental Sciences , Food Quality Management , Food Safety, Food Studies (European), Food Technology, Food Technology (online), Forest and Nature Conservation, Geographical Information Management and Applications , Geo-information Science, International Development Studies, International Land and Water Management, Landscape Architecture and Planning, Management, Economics and Consumer Studies, Metropolitan Analysis, Design and Engineering, Molecular Life Sciences, Nutritional Epidemiology and Public Health (online), Nutrition and Health, Organic Agriculture, Plant Biotechnology, Plant Breeding (online), Plant Sciences, Statistical Sciences for the Life and Behavioural Sciences, Tourism, Society and EnvironmentUrban Environmental Management, Water Technology
詳細はこちらをご参照ください。↓
5.英語で取得可能な学位
学士、修士、博士
6.生徒数
12,819人(2019/2020) ※内留学生人数は2,889人
7.授業料
※2020年~2021年のもの
学士: 年間授業料€15,700
*初めてオランダの高等教育を受ける方は、初年度の授業料は、€1,071になります。それ以降は、€15,700になります。詳しくは、以下をご参照下さい。↓
修士:年間授業料 €16,000~€18,700 (コースにより異なります。)、オンラインコースは、年間授業料€10,285になります。詳しくは、以下をご参照ください。↓
8.期間
学士:3年間~ 修士:2年間 博士:3年年間~
9.入学条件
学士:IB (International Baccalaureate)
※希望学部により、事前にIBでどの教科を取っているか等が重要になるため、詳しくは以下をご参照下さい。
修士:学部の専攻科目や成績(卒業証明書/卒業見込証明書、成績証明書→日本の大学卒業の場合は100%満点中平均80%以上もしくはGPA4点満点中3以上が必要条件です。)、経歴書、モチベーションレター、英語力証明書(学部により条件が異なる)等。入学条件はコースにより異なるため、詳細は以下をご参照下さい。
10.出願時期
プログラムにより開始時期が2月もしくは9月と異なりますので、詳しくは各プログラムの詳細をご確認下さい。
11.オンラインコースについて
12.大学ホームページ
(2020年10月情報更新)