留学をしたいと思った時、それを実現するために何から手をつけて良いものか、途方に暮れることもあるかもしれません。
しかし、無理のない計画を立てて、しっかり手順を踏んでいけば必ず実現できます。
では、どのような手順を踏んだらよいのでしょうか。
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①目的の明確化
誰が留学をしたいのか改めて問いてみましょう。
ご自身であれば、今までの経歴の洗い出し、学生時代の成績証明書を入手しGPA計算をしてみましょう。
また、卒業証明書、資格証明書、英語検定試験の結果、過去にもらった表彰状の洗い出しなど客観的に判断できるものを棚卸しましょう。
なぜ留学したいと思ったのか、改めて書き出してみましょう。
・留学しようと思ったきっかけは何か?
・自分が頑張ってきたものは何か?
など書き出してみると良いでしょう。
留学で何を得たいのか、将来の夢、留学を通して成長する自分はどんなイメージかなどを考え紙に書き出してみると良いです。
②目的の具体化
さて、①で留学の目的が見えてきたら、目的を達成するための具体化作業に入ります。
まず、いつ海外の大学へ入学するのかを決め、(入学希望日とそれに伴う出願時期の決定)、その日から逆算してスケジュールを立てていきます。
スケジュールを立てる際に、以下のワークシートを使ってみてください。
次に、どこへ留学するかを決めていきます。(情報収集フェーズ)
どんなオプションがあるのか(国、学位、分野など)おおまかな情報を頭に入れておきます。
各国の教育制度 | 海外大学ドットコム
海外で学べる学位・コースとは? | 海外大学ドットコム
分野について | 海外大学ドットコム
さて、留学の基本情報がわかったところで、次は大学探しです。
その際に、情報収集としてこの「海外大学ドットコム」検索サイトをご利用下さい。
海外大学ドットコム | 海外留学情報サイト / 国 / 学位 / 分野
また、「進学先選び」コーナーでは、様々なケースの記事を書いているので、それもあわせて参考にしてみて下さい。
沢山ある大学の中で志望校選択をする際には、このワークシートもご利用できます。
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志望校が決まったら、志望校の出願に向けて準備をします。以下、準備の内容です。
・入学条件クリアに向けて、計画を立てる。
例1:×年〇月までに、TOEF△点を目指す。
例2:志望校が求めている学部時代の科目をいつまでに、現大学もしくはサマースクール等で取る。
例3:志望校が求めている職務経験を、アルバイト・インターンシップ、転職などで積む。⇒経歴書のアップグレード。
例4:いつまでに誰から推薦状をもらっておく。
例5:出願のためのエッセイをいつまでに作成する。
・留学費用の計画を立てる
⇒志望校の授業料や滞在費、生活費を調べる。また、その他留学にかかる費用を把握する。各大学のホームページで最新のものを確認できます。以下のワークシートも参考にしてみてください。
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⇒奨学金情報を調べる。
条件、時期、金額などを確認して、条件を満たすためにいつまで何をどのように準備するか計画を立てる。
⇒資金調達のために計画を立てる。
アルバイトや仕事などで資金をためる。場合によっては、留学時期の見直しもする。
以上、出願前にできることを上げました。無理のない計画を立てて、実践していくことが希望する留学への実現へと導いていきます。