国際的に活躍できる!海外のお勧め医学部をピックアップしました。
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非英語圏(英語で学位取得可能な)の医学部
■Poznan University of Medical Sciences(ポーランド)
特徴:
英語で取得可能な学位は25年以上続いているため、大学としての経験は豊富にあり、学生は留学生が多数を占めます。
アメリカの医師の資格試験USMLEやUK/EUの医師資格試験GMC/GDCのサポートも行っているため、国際的に活躍したい方には良い機会が提供されます。
詳しくは、以下をご参照下さい。
Poznan University of Medical Sciences | 海外大学ドットコム (kaigaidaigaku.com)
■University of Tartu(エストニア)
特徴:
エストニア唯一の医学部です。
現地での就職を目指す場合は、医学生である6年間の期間中にエストニア語(フィンランド語に近い)の習得を指すと、現地の患者さんとのコミュニケーションがスムーズになります。
大学に関する詳細は、以下の通りです。
University of Tartu – 海外大学ドットコム (kaigaidaigaku.com)
エストニアについて:
バルト三国で最も北に位置し、フィンランドとフィンランド湾を航行する多くのフェリーで行き来ができます。EU、OECD加盟国のエストニアはユーロを導入していて、主な貿易相手国は北欧各国を中心とするEU加盟国です。1991年の独立以来、EUへの復帰、民主化・市場経済化を進めています。また国策としてIT立国化を掲げていて、ITスタートアップ企業が好調です。
英語圏 (イギリスの場合)
ここでは、イギリスのファンデーションコース(大学準備コース)を経て入学できる医学部をいくつかご紹介いたします。
■Bradford University Foundation in Clinical Sciences/Medicine
イギリスの大学医学部へ直接入学するための入学条件がそろっていなくても、このコースが設ける入学条件をクリアしていれば、医学部進学への道が開けます。この1年間の医学部進学ファンデーションコースを一定の成績で卒業すると(出願予定大学の入学条件によります。)、大学医学部への入学条件がそろう形になります。
主な進路先(提携先):University of Sheffield MBchB Medicine, Leeds, Hull York, Brighton and Sussex, Norwich(UEA)
詳しくは、以下をご参照下さい。
Foundation in Clinical Sciences/Medicine degree – University of Bradford
■University of Birmingham バーミンガム大学(大学付属ファンデーションコース)
バーミンガム大学のキャンパスの中で、実際バーミンガム大学の教授陣が教えるファンデーションコースが特徴的です。Foundation Pathway, Medicine and Physiotherapyのコースへ入学すると、一定の成績を取ることができれば、コース終了後(1年後)には、バーミンガム大学の医学部へ進学する道が開けます。このファンデーションコースへの入学条件としては、高校時代の成績証明書(一定の成績以上)とIELTS6.0(各セクション5.5以上)が必要となります。年間授業料は£21,240(2021年度)になります。詳しくは、以下をご参照下さい。
*バーミンガム大学のMBChB (Hons) Medicine and Surgeryは、5年間コースで金額は以下の通り。(2022-2023)
£26,640 (International – pre-clinical years 1 and 2)
£44,100 (International – clinical years 3, 4 and 5)
University of Birmingham foundation pathways | Kaplan Pathways
Kaplan-Birmingham-Pathways-Guide.pdf
University of Birmingham, UK | 海外大学ドットコム (kaigaidaigaku.com)
■Brighton and Sussex Medical Schoolサセックス大学(民間、他大学のファンデーションコースを経て)経て:認められているファンデーションコースは以下の通りです。
premed-course-requirements-2021v2.pdf (bsms.ac.uk)
入学条件:
高校卒業証明書、認められているファンデーションコース成績証明書(算数では、4以上Very Goodが必要)と卒業証明書、英語力証明書、など。
*すでにNARIC認定校で理系学士取得者(成績「優」以上)も挑戦できる。詳しくは、アドミッションへ直接お問い合わせ下さい。
■その他
【海外の大学を卒業した後に、日本において医師として活躍したい場合について】
日本で医師免許を取得したい方は、日本において医師国家試験受験資格認定が必要となります。海外の医学部を卒業したら必ず認定されるとは限りません。詳しくは、厚生労働省のホームページをご参照下さい。
医師国家試験受験資格認定について|厚生労働省 (mhlw.go.jp)
*このページで紹介させていただいた医学部は、WHOのWorld Directory of Medical Schoolsに登録されている大学になります。(2021年)9月現在